はじめに
あなたは、FXを始めるにあたって、まずは第一歩を踏み出したところですね。
素晴らしいことではありませんか。
きっと「これから、稼いでやる」という強い気持ちを持っているのではないでしょうか。
ただ、「FXを、これから始めるにあたり、まず何から学べば良いのか・・・」と思っているかもしれませんね。
「いきなり口座を開設して、即トレード」ということのないように、このブログで、ある程度の準備をして取り組んで頂きたいです。
なぜなら、僕のように、何の準備も学びも無く、即取引して大切なお金を失ってほしくないからです。
その為にも、まずは、しっかりした基礎知識を身に付けて、トレードに臨めるようにしてください。
ここでは、FXに関する最低限の知識を、FX初心者の方でも分かりやすいように解説してますので、これからのトレードに活かせるようにしてくださいね。
アインシュタインがこんな言葉を残しています。
「何かを学ぶのに、自分で経験する以上に、いい方法はない」
読み進めていく上で、もしも「これが大切」と思ったら、即行動してください。
頭の中で思ってたり、考えたりしているのであれば、即行動です。
行動なくしては何も生まれません、
行動して経験することによって、色々なものを得ることができます。
頑張ってください!(^^)!
FXの基礎知識
FXとは
FXとは、正式名称「外国為替証拠金取引(がいこくかわせしょうこきんとりひき)」といいます。
必要証拠金を担保に、「異なる二国間の通貨を売買し、その差益を狙う取引」のことです。
例えば、米ドルが1ドル140円の時に、最低ロットの1ロット(1万通貨)を買ったとしますね。
そうすると、1ドルが140円なので、それを「1万通貨=1万ドル」を買うということは、140×1万で140万円の米ドルを保有したことになります。
そして、仮に1ドルが141円になったとします。
すると、141×1万で141万円になり、1万円の利益が出たことになります。
逆に、1ドルが139円になると、139×1万で139万円になり、1万円の損失が出たことになります。
FXは、売りからでも取引できる?
FXで利益を出す場合、
株のように「安く買って、高くなったら売って利益を出す」こともできますが、逆に「高く売って、安くなったら買い戻して利益を出す」こともできます。
つまり、最初に売りポジションで通貨を保有して、安くなった時に「買い」で決済することもできるのです。
FXの場合、通貨が高くなっても安くなっても、利益を出すことができるのが特長です。
円高と円安について
「円高、円安」という言葉をよく聞きますが、これは「外貨に対する円の価値を表す言葉」になります。
「円高=ドル安」、「円安=ドル高」と覚えておくと良いでしょう。
例えば、為替のレートが1ドル140円だったとしますね。
その後、1ドルが145円になったとしたら、ドルが高くなって円の価値が下がっているので、円安になります。
逆に、1ドルが135円になったとしたら、ドルが安くなって円の価値が上がっているので、円高になります。
レバレッジについて
FXの大きな特長の一つに、レバレッジ(てこの原理)があります。
レバレッジとは、預けた資金よりも大きな金額を取引できる仕組みのことをいいます。
国内のFX会社の場合、最大25倍まで掛けることができます。
僕は最初、FXを始めた頃「レバレッジってどうやって掛けるんだろう?」と思いました。
簡単に説明すると、
例えば、1ドルが140円の時、1ロット(1万通貨)を買いポジションで保有する場合、通常であれば、140万円が必要になります。
もし、FX口座に、ちょうど140万円あったとしたら、レバレッジは0です。
仮に、140万円の半分の70万円があったとしたら、レバレッジは2倍になります。
また、レバレッジを10倍にしたい時は、FX口座残高を14万円にしておけばいいことになります。
つまり、レバレッジは、FX口座の残高を調整することによって、変えることができます。
分かって頂けましたか(^^)
スワップポイントとは
FXでは、為替の差益で利益を出す以外に、スワップポイント(スワップ金利)で利益を出す方法があります。
スワップポイントとは、二国間の通貨の交換を行うと、各国の金利がそれぞれ異なるため差額が生じ、その金利差調整額のことをいいます。
低金利の通貨を売り、高金利の通貨を買うことで、スワップポイントを受け取ることができます。
日本の金利は、各国に比べて低金利なので、高金利の通貨(例えば、メキシコペソ、南アフリカランド等)を買いポジションで保有していると、毎日スワップポイントが貰えます。
僕が、FXを始めた頃は、ドルの金利に関していえば、米ドルよりも豪ドルやNZドルが高かったのですが、今は米ドルが結構高くなっているので、不思議な気がします。
ただ、高金利の通貨を、逆に、売りポジションで保有していると、スワップポイントを払わなければならないので注意が必要です。
FXの手数料
国内のFX会社の多くは、取引手数料は無料で、口座開設料や維持費等も無料です。
ただし、FXには「スプレッド」と呼ばれる、投資家にとって実質的なコストにあたるものがあります。
スプレッドとは、通貨の「売値と買値の差」のことです。
FXでは、通貨を売る値段(Bid)と買う値段(Ask)は同じではなく、異なる価格になります。
米ドル/円のレートが上の画像のようになっている場合、売値(Bid)と買値(Ask)の差は0.002円なので、スプレッドは0.2銭ということになります。
スプレッドは、各FX会社がそれぞれ設定していて、会社によってその値は異なりますので、FX会社を選ぶ際には、スプレッドを重視する投資家も少なくないようです。
デモトレードを始めよう!!
今までの説明を聞いて、FXとはどんなものか、何となく分かって頂けたのではないでしょうか。
でも、「FXの基礎知識は分かったけど、実際にどうやって取引しようか?」と思った方も多いかもしれませんね。
FXの取引を始める前に、まずは「デモトレード」を行うのが良いでしょう。
デモトレードとは、実際のチャート画面で自分のお金を使うことなく、リアルなトレードを体験できるツールのことです。
「本番の前に練習をしておく」と思って頂ければ宜しいでしょう。
以前の僕のように「俺は本番に強いんだ!」という人もいるかもしれませんが(笑)、デモトレードは絶対にやった方が良いです。
デモトレードは、架空のお金で実際に取引することによって、取引感覚を学ぶことができます。
そして、FXには、即時注文の他に、色々な予約注文(例えば、OCO注文とかIFO注文等)がありますので、最低限の使い方をマスターして置けば必ず役に立ちます。
デモトレードは、無料で簡単に始められますので、ぜひ行なってみてくださいね。
今すぐデモトレードを体験する⇒DMM FX デモトレード
FXの専用口座を開設する
デモトレードで、チャート画面の見方、取引感覚や注文方法などを学んだら、次は実際に、FXの専用口座を開設しましょう。
FX会社には、国内のFX会社と海外のFX会社があります。
国内のFX会社は、法令で顧客資産を別管理するのが決められているので、顧客が預けた資産は、FX会社が管理するのではなく、他の銀行等に預けます。
ですから、たとえFXの会社が破綻したとしても、顧客が預けたお金は100%信託保全され、全額戻ってきます。
ただ、海外のFX会社は、一部信託保全(一部返ってこないリスクがある)の会社が多いので、取引する場合は、事前に良く調べてからにした方が良いでしょう。
では、「どこのFX会社の口座を開設しようか?」とあなたは思っているかもしれませんね。
そこで、FX会社を選ぶときのポイントをいくつか挙げておきます。
①スプレッド
まずは、スプレッドが狭いFX会社を選びましょう。
前にも話しましたが、スプレッドは実質的なコストにあたるので、狭いほど取引において有利になります。
スキャルピングなどで、1日に何回も取引する場合(僕もそうです^^)や、取引金額が多くなればなるほど差が出てきます。
特に初心者の方には、取引金額に関係なくスプレッドの狭いFX会社を選んだほうが良いです。
「DMM FX」「マネーパートナーズ」「GMOクリック証券」「ヒロセ通商」「FXブロードネット」「MATSUI FX」等です。
②取引ツールが使いやすい
チャート画面の見やすさや、取引ツールの操作性も、取引において重要なポイントです。
ただ、FX会社によって違うので、実際に自分で使ってみて、使いやすいものを選んだほうが良いでしょう。
③スワップポイント
FXの取引で、短期売買(スキャルピングやデイトレード)ではなく、長期保有を目的にしているのであれば、少しでもスワップポイントが高いFX会社を選びましょう。
「LIGHT FX」「セントラル短資FX」「GMOクリック証券」「みんなのFX」「アイネット証券」等です。
④少額から取引を始めたい
FX初心者の方で、資金があまり無く、「少額から取引を始めたい」という方には、取引単位が1000通貨のFX会社を選びましょう。
「FXTF]「FXブロードネット」「LIGHT FX」「みんなのFX」「セントラル短資FX」等です。
⑤まとめ
FX会社はそれぞれの特長が違うので、どういう取引を行いたいのか、
例えば、短期売買(スキャルピングやデイトレード)なのか長期保有なのか、自分がやりたい取引に応じて使い分けていくのが良いかと思います。
ちなみに、僕は、「DMM FX」を使っています。
スプレッドも狭いし、何より取引ツールが使いやすく取引がしやすいからです。
24時間電話サポートと、カスタマーサービスも充実しており、FX初心者の方には、オススメです。
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